ミルク拒否で絶体絶命のピンチ!乗り切った方法とは?
こんにちは、お嬢を超低出生体重で出産したlala♪です!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
早産や胎児発育不全で出産した赤ちゃんで最も多い悩みは
マジでミルク(哺乳瓶)
飲まないんですけど…
という問題。
これ、本当に多い共通点で、死活問題なんですよね泣
お嬢もそうでしたし、今でもその傾向は強いです。
ですが、様々な方法である程度乗り切ることができています!
今回の投稿では、お嬢が乗り切った具体的な解決法をお伝えします!
ただし、最初に伝えておきますが、この方法はあくまで私やお嬢とはマッチした方法でも、
他の早産や胎児発育不全で出産した赤ちゃんに有効かと言うと、絶対とは言い切れません。
(そんなのあれば、世の赤ちゃんみんなミルク飲んでますよね笑)
今回の記事で、ちょっとトライしてみようかな?
と思うことがあれば、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
それでは、まずお嬢がどれだけミルク拒否をしていたか、その過酷さからお伝えします!(笑)
目次
哺乳瓶拒否は入院中から
NICUに入院中、コロナ禍でなかなかお嬢との面会ができず、
いざ退院!という1週間前の出来事。
哺乳瓶で母乳飲ませてみますか?
と初めて哺乳瓶を飲ませる機会が訪れました。
ドキドキしながら哺乳瓶で母乳を飲ませようとすると
…おや?
飲みません。というか、口を動かしません。
あちゃー…やっぱりだめか。
最近お嬢ちゃん、遊び飲みがすごくて、哺乳瓶で飲むの
早くて30分くらいなんですよね
早くて30分…?うそでしょーーーー!!
そしてお嬢はそのまま退院。
哺乳瓶拒否の状態で我が家にやってきました。
看護師さんの話
退院後、何かあればいつでも相談してくださいね
と退院指導で明るく声をかけていただいた看護師さん。その中で
退院後「ミルク飲まない」というのが一番多い相談ですね
という話も。
みんなそうなのか。
ちなみに、看護師さんは
「お嬢はたくさん抱っこしてほしくて、哺乳瓶で飲むことに時間をかけているかも」
と言っていたのですが、家での様子を見ると、ちょっと違うなという印象をもちました。
哺乳瓶拒否の様子
お嬢の哺乳瓶拒否は様々なバリエーションがありました。
・遊び飲み
飲む前に「ニヤ」っと笑うと要注意。
そのまま哺乳瓶をくわえずに離してしまったり、舌で哺乳瓶の乳首を出したり、哺乳瓶をかみかみしたりして飲みません。
(→退院当初はよくやっていましたが、月齢が進むとともになくなってきました)
・最初から拒否
ギャン泣きして最初から飲もうとしないパターン。
のけぞって暴れました。
・途中から拒否
最初はちょっと吸ってみて、だんだん飲まなくなって拒否するパターン
・1分に2口吸うパターン
これは月齢が進み、だいぶ拒否が軽減してきた状態です。
最終的に途中から拒否パターンに移行することが多いのですが、なかなか吸おうとしなくても
乳首から口を離さなくなってきただけ、まだマシなパターンです。
ただ超絶時間がかかります。
そして、病んだ
哺乳瓶に1時間以上かかるため、すぐ次のミルクタイムが来ます。
1時間以上かけてミルクを飲んだお嬢は、当然お腹が空かず、また全力拒否の悪循環。
加えて旦那は夜勤で、当時2歳の上の子どもがいました。
さらに離乳食を開始して、ますます家から出られず、家から出られない状態が続き、
なかなか哺乳瓶を飲まないお嬢に本当にイライラしてしまいました。
2歳の子どもは保育園に通っていましたが、お嬢のミルク1時間以上かかるため、朝の登園にも間に合わない日が続きました。
女性(ママ)の辛い運命なのですが、母乳やミルク関係って、母性本能が強いのか、本当にメンタルにきますよね。
それを旦那に説明しても、なかなか理解してもらえない辛さがありました。
「飲まないなら、飲む量だけでよくない?」
と思われるかもしれないのですが、本人にまかせると本当に体重増えません…。
ミルク拒否でギャーギャー泣いているお嬢を見て、私の親から
「なんだかかわいそう」
と言われたこともあります。
そんな状態を毎回ミルクをあげるたびに受けていると
お嬢に対して虐待しそうになったり、もう育てられないと思ったり、どんな拷問を受けているんだ私、と思ったり。
なんで私のことこんなに困らせるの?と思ったりでイライラしたり、悲しくなって泣いたり。
ついにはお嬢が上の子が風邪をひくたびに、風邪がうつり哺乳瓶拒否は悪化し、嘔吐が止まらなくなって精神的におかしくなってしまいました。
やってみたこと
このままでは自分が壊れてしまうと思い、
お嬢の哺乳瓶拒否で
・やってみて正直、あまり効果を感じなかったこと
・やってみて効果を感じたこと
の順で、哺乳瓶拒否の解決策としてやってみたことをお伝えします!
やってみて正直、あまり効果を感じなかったこと
①助産師さんの訪問
直母の練習をしていたときに、哺乳瓶でミルクを飲んでいる様子を見て改善策がもらえないかと思ったのですが、
難しかったです……。
②哺乳瓶の種類や乳首、ミルクの種類を変える
→効果のある赤ちゃんもいますよね!
でも、お嬢は最初から拒否する原因が、哺乳瓶の種類や乳首、ミルクの種類ではない気がしました。
一応少し色んな種類の乳首やミルクを試してはみましたが、結果何やっても変わらずでした。
やってみて効果を感じたこと
①ウトウトしている時に飲ませる
これは結構みなさんがされていて、ミルクを飲ませる方法としては、最も効果のある方法です!!
他の早産や胎児発育不全で出産した赤ちゃんって、なぜか寝に入った時には飲む赤ちゃんが多いのですよね。
そこで飲む量を稼ぎました。
眠りに入るときだけでなく、
寝込みを襲う、奇襲作戦(寝ているときに起こさないように飲ませる)もしました!
夜だけでなく、昼寝もお嬢が起きる前にこちらから起こさないように抱き上げ、ミルクを飲ませる作戦です!!
※誤飲やむせ込みには注意し、赤ちゃんの様子を確認しながらあげていました。
本当は覚醒しながらあげるのが望ましいのでしょうが、早産や胎児発育不全で出産した赤ちゃんの拒否は本当にえげつないので、そうもいっていられないのが現状でした。
②ヒップシートで抱っこして、歩いたり揺らしたりしながらあげる
これ、辛かったんですが、退院当初お嬢は覚醒している時、座りながらミルクをあげると飲まなくて。
1時間抱っこしながらあげていました。
抱っこして揺らすと運が良ければ寝てくれることもあり、
そうすると多少飲んでくれるので、それも期待しながらあげていました。
抱っこは疲れるのでヒップシートを使っていました!
\寝かしつけにも、普段の抱っこにも♪/
ヒップシートの中には生後3ヶ月~と書かれているものもあり、(私は個人的に新生児頃もしっかり支えれば問題ないと考えていますが)
もし心配であれば、新生児からの利用が可能と記載が書かれているものだと安心です。
\新生児~使用可能なヒップシートはこちら♪/
③ソファーの上で上下に揺らしながら(バウンド)あげる
月齢が進むと、なんとか座りながらミルクをあげられるようになってきました。
その際は、前向き抱っこで飲ませて、泣いたり拒否が始まったりすると、ソファーの上で上下に揺れて(バウンド)あやしながら飲ませました。
バウンド方法はわりと効果的でした!
上下の揺れで(バウンド、辛いけどスクワット)落ち着く赤ちゃん、多い印象です。
寝かしつけで上下の揺れ、スクワットをしている方も多いですよね。
哺乳瓶飲みが上下の揺れで効果的だったという方には、ずっとスクワットやソファの上で揺れ続けるのは大変なので、バランスボールを使って上下に揺れる方法も試す価値ありです。
ちなみに、お嬢は直母の練習でも泣き出した際に上下に揺れながらあげていたら、多少飲めるようになった経験ありです!笑
\寝かしつけやあやすのに効果あり♪/
④苦痛の時間を楽しい時間にする
ミルク拒否の1時間、本当に苦痛ですよね。
ミルクを拒否しているお嬢と向き合うと病んでしまうので、その1時間を無駄に過ごさず、楽しい時間にシフトしていけば、気持ちが少し楽になるのでは、と旦那からの提案でした。
一般的にはテレビをつけずに直母やミルクをあげるのが望ましいとされていますが、
なにやっても拒否するし、もういいや、そんなの関係ない。と思い
・気晴らしにテレビをつけて大好きな「相棒(ドラマ)」をみながらミルクをあげる
・ワイヤレスイヤフォンを使って音楽を聴きながら抱っこしてミルクをあげる
・ユーチューブを見ながらあげる
・お茶を飲んだり、好きなおやつを食べたりしながらあげる
などしていました!
⑤LINE相談、家庭支援センターと相談
辛かったのは特に、旦那のいない時間でした。
夜勤だったので、夜に精神的に追い詰められることがありました。
深夜はなかなか話を聞いてくれる人もいません。
そこで、上の子の保育園でちらしを配っていたLINE相談を思い出し、23時ごろまで相談できるLINE相談にLINEをしてみました。
こちらです↓
「親子のための相談LINE」
実は後で友人もこちらをよく利用していたことがわかりました!
友人も言っていて、確かに!と思ったことが
相談した相手が、自分のことを絶対責めずに話を聞いてくれるから
救われた
と言うこと。
こんな母親最低だ、最低なことをしていると思うことに対して、
「とても頑張っていますよ」
「これまでとても頑張ってきたんですね」
という言葉を受けて、一旦冷静になる自分に気付きます。
電話だとかけるのに勇気が要りますが、LINEだと気軽に相談できるのがメリットです。(一時期、友人にLINEする以上に、こちらにLINEしていました笑)
もちろん、ミルク拒否の根本的な解決にはなりませんが、産後うつや、ミルク拒否で病んでしまうママたちのメンタルケアとしては良いと感じました。
そして私はそのまま、LINE相談の方から家庭支援センターの方につないでもらうことに。
ちなみに、家庭支援センターでも24時間電話相談を受け付けています!(旦那とミルク拒否のことでケンカになった際、泣きながら電話をかけたこともあります)
地域の家庭支援センターには相談員さんと保健師さんがいて、今でも定期的に電話をくれたり、訪問してくれたりしています。
保健師さんは離乳食のアドバイスをしてくれたり、相談員さんは保育園の情報やショートステイの情報をくれたりしてありがたかったです。
ショートステイも1度使ってみて、紹介いただいたところは本当にプロの方たちでお嬢にミルクを定量飲ませてくれたり(本当にすごい!!)、手ぶらで何も用意しなくて良かったりして、本当に助かりました。
哺乳瓶拒否の原因
早産や胎児発育不全の赤ちゃんがなぜミルク拒否をするのか。
原因は予想することしかできないのですが、
・哺乳瓶(特に乳首のサイズ)が合わない、ミルクの味や温度が合わない
・胎児発育不全では栄養が充分足りていない状態で小さい状態になることが多いので、
少ない栄養で生きられる体になってしまっているから
・先天性心疾患(心房中隔欠損症など)が原因で飲みが悪い
など様々です。
ただし、おそらく「原因不明」がほとんどだと考えます。
お嬢の場合は、他の早産や胎児発育不全の赤ちゃんが哺乳瓶拒否をする理由とは別に、
原因が一つわかりました。
それはお嬢の嘔吐が続いた際に「胃軸捻転症」がわかったためです。
お腹が常に張った症状なので、嘔吐もしやすくたくさんミルクが飲めなかったのですよね。
胃軸捻転症に関する投稿はこちら↓
危機を脱したのは「エネーボ」のおかげ
お嬢が約1ヶ月間体調を崩した際に、嘔吐が続き、ミルクが飲めず痩せてしまった時期に
旦那も私も限界を迎え、検査を依頼して胃軸捻転症が発覚しました。
さらにわかったことが、お嬢は検査結果で、胃の許容量が100ml程度しかなかったのです…。
頑張って飲ませても飲めないわけですよね…。
体調不良が続き、ミルクが口からほとんど飲めない状態になったので(1日200ml程度)、これはもう経管栄養にするしかないと
主治医に直談判したところ、主治医も経管栄養に前向きでしたが、その前に
ミルクよりもカロリーが取れる、栄養剤に変えてみるのはどうでしょう?
と提案があり、なにそれー!!!という感じでした。
※あくまで私の実体験なので、エネーボが絶対おすすめという話ではありません💦
一つの例として捉えていただけると幸いです。
栄養剤=「エネーボ」とは
栄養剤にはエンシュア、ラコールなど色々な種類があるのは知っていましたが、主治医から進めていただいたのは「エネーボ」という栄養剤でした。
ミルク100ml=65~68カロリーだとすると、
エネーボは55mlくらい飲めばミルク100mlと同等のカロリーの計算になります。
仮に60ml飲んだとしたら、72カロリー取れる計算になります!!
これだけ優れているなら、「じゃあうちもエネーボでいきたい!!」と言いたいところですが、
赤ちゃんの体重の増え方が関係しているようなので、まずは主治医と相談してみることをおすすめします!
お嬢は哺乳瓶拒否がえげつないのと、私たちが限界なのと、胃軸捻転症で今後もミルクの量を増やせないのと、離乳食が進まないなど色々ありまして、
体調が回復した今も2歳くらいまではエネーボを飲むことになりそうです(笑)
とにかく劇的に病みまくっていた生活から改善されたのはエネーボのおかげです。
お嬢のエネーボの効果をお伝えする前に、エネーボにもいくつか私が感じたデメリットがあるので、まずそちらをお伝えしていきます!
エネーボのデメリット8つ
①味が合わない赤ちゃんがいる
そもそも栄養剤なのでミルクじゃないんですよね。
母乳に近い感じで作られたわけではないと思うので、当然味が合わない赤ちゃんがいます。
私もちょっと舐めてみましたが(笑)、ミルクとは言い難い味と、どろっとした感じ。
香りはバニラ的な感じです。
②水分不足に注意
今まで水分多めのミルクを飲んでいたところ、エネーボに変えたら水分量が減るので(濃度が高い)
水分不足に注意が必要です。
特に夏場は麦茶や水を合間に少しあげることをおすすめします。
③開封後は持ち運びに不向き
エネーボの扱いについては、冷凍母乳と似ていると感じました!
缶のまま外から40℃以下のお湯であたためることができますが、
缶を開封すると、その後は要冷蔵で24時間以内に使い切る必要があります。
お嬢も1缶250mlを一気に飲めないので、
60ml、70mlくらいに分けて飲んでいましたが、余ったエネーボは冷蔵庫で保管していました。
未開封では持ち歩きできるのですが、開封すると余ったエネーボを廃棄するのはもったいないですし、
開封後のエネーボは要冷蔵なので持ち歩きが難しい(多少は保冷バックで大丈夫かもしれませんが)と考えています。
④ミルクよりも冷たい
こちらも冷凍母乳と扱いが似ていると感じました。
40℃以上の温めは難しく、冷蔵したエネーボは室内に出しておいて常温に戻しておくのが望ましいそうです。
ただ、室内に置いておいても、どうしても冷たいので
哺乳瓶に入れて、外から40℃のお湯で温めてもいいですか?
と主治医に相談したところ
そうですね、冷たいすぎますよね。
大丈夫ですよ!
とのことでした!
⑤下痢しやすい
これは薬剤師の方に聞いたのですが、エネーボはお腹がゆるくなりやすいです。
お嬢がエネーボを飲み始めた時、かなり下痢をしました。
ただ、もともと体調不良だったので、エネーボのせいなのか、体調不良のせいなのかは断定できませんでしたが、今も予防対策で整腸剤は飲み続けています。
⑥大量の処方で超重い
お嬢が2ヶ月分のエネーボを処方していただいた結果
1箱の重さは
24缶×250ml=6kg
4箱×6kg=24kg
ちなみに、お嬢は1日に1缶+半分くらい飲む計算で処方していただいているのですが、これ以上飲む量が多い赤ちゃんは、もっと重くなります…。
さらにお嬢は浣腸も処方されているので、浣腸も結構な量で、液体系のものたちで運ぶのがキツイです…。
↓浣腸に関する記事はこちら(イチジク浣腸も結構重いです)
初めてエネーボを処方される方は、早産児・胎児発育不全だった赤ちゃんが飲んで合わなかった場合に
この量のエネーボを処分するのは大変なので(泣いちゃいます…)、まずは1週間~10日分を試すことをおすすめします。
⑦なくなったらまた病院に
お嬢は予想以上にエネーボを飲み、足りなくなって、またわざわざ病院の診察を受け、エネーボの処方を受けました。
ミルクと違って簡単にお店で買えるものではないので、処方箋が必要になります。
近くの小児科ではエネーボだけの処方をしてくれない可能性が高いので、遠くの主治医のいる大学病院まで予約を取り、処方箋をもらいにいくのは結構大変です。
ただ、「足りなくなる」という事態は結構起こりえると考えます。(エネーボの飲む量が増える、逆に時間がたって廃棄するなど)
⑧缶がつぶせない。溜まる。
これは私個人の意見なので、正直どうでもいい…という方もいると思いますが(笑)
エネーボはスチール缶で、足で潰して捨てようとしてもなかなか潰せないんですよね。
それを知らずに足で思い切り潰そうとしたら、足を負傷しました…….。
さらに、一日最低1缶は使うので、どんどん家に溜まっていきます。
そんなゴミ事情の話でした(笑)
エネーボのメリット5つ
さて、こんなエネーボのデメリットを8つも感じつつ、それでもエネーボをお嬢に飲ませていく選択をしたのは、デメリットを超えるくらい、5つのメリットがそれを上回ったからです。
それでは、エネーボのメリット5つをお話しますね。
①お嬢にヒットした
これがないと、まずエネーボを続ける選択肢はありませんでした。
味が好みだったのか、ミルクより食いつきが若干よかったのですよね。
あとは、「量が少なくて済む」ので、お嬢にとって負担が軽かったのでは、と思います。
毎回1時間80~100mlのミルクは、彼女にとっても負担が大きかったのだと考えます。
②嘔吐が格段に減った
胃に入る量が減ったので、嘔吐が本当に減りました。
一番の悩みは離乳食+ミルクで嘔吐することでした。
お嬢は同じ体重の赤ちゃんが飲む量よりも飲めず、カロリーが取れていなかったので、離乳食を開始してもミルクの量を減らすことはあまり良くないと言われていました。
普通は離乳食が進むとミルクの量、減りますよね。
でも、お嬢は離乳食を食べた分だけミルクを減らすと、まだ初期食や中期食はペーストや水分が多い形態なので、必要なカロリーが取れなくなってしまうのです。
そんな事情があり、離乳食後のミルクは嘔吐しやすかったです。
ミルクからエネーボに変えてから、離乳食後のエネーボはミルクよりも少量で済むので嘔吐が本当に減りました!
③時短とメンタルと体力と
かつてどこかで聞いたような歌のタイトルみたいですが(笑)←若い世代には通じない
エネーボだと少ない量で済むので、ミルクで1時間かかっていたところ、遅くても30~40分。基本は20分くらいで飲み終わるようになりました!
これだけでもうメンタル削られないですし、体力も消耗しません!!
④身長も伸び、体重が順調に増えた
エネーボがどれだけお嬢に効果があるのか検証して、今回の記事を書こう!!と考えていました。
エネーボを開始して1ヶ月、身長も体重も一気に増えたわけではないのですが、今まで通り成長しています。
(エネーボは下痢をしやすいので、体に栄養が吸収されているか心配でしたが、結果的に大丈夫でした)
⑤ミルク代が減った
エネーボは栄養剤なので、医療費、薬代無料の赤ちゃんは費用がかかりません。
そのため、毎回飲んでいたミルクにかかる費用が減ったというおまけの話です(笑)
医療を味方に
ミルク拒否は早産・低出生体重児の赤ちゃん以外でも起こりえます。
ただ、そんな時に相談できる病院や、医療がバックについているのは本当に大きなメリットです。
お嬢は胃管(経管栄養)になりかけていましたが、万が一経管栄養になる場合でも、すぐに手筈を整えてくれると主治医の先生が準備してくださっていました。(チューブ挿入などの手技を得るには入院が必要になります。)
嘔吐が続いた際の検査(結果、胃軸捻転症)にもすぐ繋いでいただけました。
悩んだら、困ったら、ぜひ躊躇せず相談することをおすすめします。
↓こちらの記事もぜひ♪
まとめ
今回の記事では
「ミルク拒否で絶体絶命のピンチ!乗り切った方法」で
・お嬢がミルク拒否をしていた状況
・やってみて効果がなかったこと、あったこと
・危機を脱するきっかけになった「エネーボ」について
を中心にお話させていただきました。
ミルク拒否をしていたお嬢は、ミルクを飲めないからなかなか体が大きくならないのか、
定量飲んでも大きくならないのかが不透明です。
飲めていないのに、なぜか体重は増えている…という赤ちゃんもいますよね。
胎児発育不全の赤ちゃんは産後なかなか成長しにくい可能性があるので、ミルク拒否だけが大きくなれない原因かはわかりません。医者もそれほど深刻には考えていないようでした。
まずは、ミルクの量を参考書通りに書いてある量を飲ませなければならないという思い込みを捨てること。
赤ちゃんに適した量がそれぞれあると感じています。
それよりも肌の色や顔色(健康状態)、体重の増えをよく確認して、主治医と相談しながら
赤ちゃんのペースに合わせていけると良いですね。
私もこんなこと言いながら、当初は焦ったり、不安になったり、どうしてもこれだけは飲ませたい!と頑張ったりして旦那と衝突したのですが💦
それでは、今回はこれで失礼します!