NICUの成長記録~お嬢が退院するまでの様子&医ケアを大公開!~
みなさん、こんにちは!
お嬢が胎児発育不全だったため、超低出生体重児648gで出産したlala♪です。
お嬢は超低出生体重児として産まれ、約3ヶ月半NICUとGCUに入院しました。
突然出産することになった妊婦さん、NICUに関する情報を求めているママさん、またはこれから出産を迎えるハイリスク妊娠の方には
出産後、NICUに入院した赤ちゃんはどのように過ごしていて、
どんな医療的ケアを受けるの?
など、不安な気持ちでいっぱいですよね…。
そこで今回は、お嬢がNICU&GCUでどのように育ち、どのように医療的ケアを受けたか、ほんの1例ではありますが、お話させていただきます。
また、その過程で早産児のリスクなども少し、解説させていただきますので、お役に立てる情報がきっとあるはずです。
ただし、お嬢はコロナ禍の出産だったため、従来の面会や触れ合いなどに大きな制限がありましたが…。(カンガルーケアもなし)
難しい医療系のお話も「わかりやすく、簡潔に」説明していきますね。
それでは、出産後の話からスタートです!
目次
誕生の瞬間!
お嬢はR4.5.11、30週6日、648gで誕生!(約2ヶ月の早産)
超低出生体重児として非常に小さく産まれましたが、力強い産声をあげてくれました。
新生児仮死など、産後に危険な状態になることはありませんでしたが、
帝王切開中は無事に産まれてきてくれるかどうか、祈るような気持ちで、本当に怖くて涙が止まりませんでした。
大学病院なので、麻酔科、新生児(小児)科、産科の先生やスタッフが、出産時にたくさんいてくれたのが強かったです!
(一人目はコロナ禍の普通分娩で立ち合いや付き添い不可、何時間も唸ってほぼ一人で放置状態だったので笑)
以前ブログでお伝えしましたが、入院中、同室の方がコロナ陽性で、まさかのコロナ濃厚接触者になってしまい、
産後1週間くらいはお嬢に会えず…。(精神的にやられました…)
ただ、旦那は産後すぐのお嬢に会うことができました!
\お嬢の詳しい出産エピソードはこちら!/
お嬢の出産と共に、私の長い搾乳生活が始まりました。
上の子は搾乳している様子を見て、「牛乳作ってるの?」と言っていましたが笑
\搾乳についてはこちら!/
「お話ノート」について
お嬢は産まれてすぐ、NICUに入院し、担当の看護師さんが「お話ノート」を作ってくれました。
お話ノートは多くのNICUで看護師さんが作ってくれるようです。
お話ノートは、看護師さんとの交換ノートみたいなものです。
わからないことは看護師さんに直接質問できますが、看護師さんが忙しそうだな…と思った時は、お話ノートに聞きたいことを書いていました。
看護師さんがお嬢の成長記録を書いてくれたり、今受けている医療的ケア、お嬢の様子を残してくれたりしました。
たくさんの写真も貼ってくれて、他のお仕事が忙しい中、お嬢を大切にしてくれたことに感謝しています。
退院時にお話ノートも受け取りました。私の宝物です。
今回お伝えするNICU&GCUの様子は、「お話ノート」で記録していたことを中心にお話させていただきます!
NICUの記録
NICUとは
低出生体重、疾患あり、早産児などの赤ちゃんが生まれてすぐ治療を行う集中治療室のことです。
お嬢は超低出生体重児で、胎児発育不全であることが、生まれる前からわかっていたため、NICUに入院する前提の出産でした。
お嬢がNICUで受けた医療的ケアや、成長の記録をお伝えいたします!
\NICUの様子はこちらの本が参考になります/
修正31週
早産児&低出生体重児&胎児発育不全で赤ちゃんがNICUに入院することになった、ママさん、パパさんの中には
赤ちゃんがたくさん管に繋がれてかわいそう…
と、医療的ケアを受けている姿にショックを受けてしまう方が多いです。
しかし、「この管は何の意味があるのか、どんな医療的ケアをするためのチューブなのか」を知っていくと意外と冷静になれることも。
修正31週の頃、お嬢は以下の医療的ケアを受けていました。
恐らく、特別な事情がなかった早産児(超低出生体重児での出産)はこのような感じで産後すぐ、医療的ケアを受けることになるはずです。
その他の医療ケアについては、ぜひ、看護師さんや主治医の先生に質問してみてくださいね。
・「点滴(足から)」&「経管栄養」で栄養を取る
・気管チューブを挿管し、呼吸を補助
・モニター(胸にペタっとついているシールみたいなもの)で心拍、体温、呼吸状態を確認
・保育器で体温など管理
・※動脈管開存症→お嬢は薬で閉じています。
動脈管開存症について
産まれてくる前、ママのお腹の中にいる赤ちゃんは肺で呼吸をしていません。
そのため、心臓から「肺動脈」を通って、肺に送り出される血流のほとんどが「動脈管」をバイパスして大動脈に流れていきます。
赤ちゃんは産まれてくると、肺で呼吸をするので、「動脈管」が不要になり、出生後数日で閉じることが通常です。
しかし、この動脈管が閉じずに残ってしまうのが「動脈管開存症」です。
早産児の赤ちゃんには非常に多いケースで、そのまま動脈管が閉じられない状態が続くと肺出血、脳室内出血などを起こしてしまうことがあります。
お嬢のように「薬」を使う場合や、どうしても動脈管が閉じそうにないときは「手術」を行うこともあります。
産後の経管栄養に関してですが、通常徐々に経管栄養で母乳の注入をしていくはずが、なんと私がコロナ濃厚接触者だったために、しばらく母乳が注入されていなかったことが後日判明!!
※コロナ濃厚接触者期間が終了した後、冷凍されていた私の母乳がNICUに送られていました…。
お嬢はしばらくミルクだったようで、産後2日~注入開始でした。
でも産後すぐに母乳をあげたかったです。
なぜなら、お嬢のような早産児で、超低出生体重児は腸が未熟。
人工乳よりも母乳の方が「壊死性腸炎(えしせいちょうえん)」を防げるとわかっていたからです。
壊死性腸炎
正確な原因は不明ですが、腸の一部が壊死してしまう病気です。
早産児の赤ちゃんは腸の発達が未熟なため、壊死性腸炎にかかってしまうことがあります。
人工乳は母乳に比べて壊死性腸炎にかかるリスクが約3倍であることがわかってます。
そのため、日本母乳バンクでは、母乳を与えることが難しい場合に、小さな赤ちゃんにドナーミルクを提供することがあります。
お嬢よ、壊死性腸炎にならず、よく無事でいてくれた…。
お嬢のNICUでは母乳バンクと提携していないので、ドナーミルクを利用することもできませんでした。
(産後コロナ関係で母乳を与えられないことも、ドナーミルクを提供する条件として、今後検討してほしいところです。
リトルベイビーの命に係わることなので…)
動脈管開存症に比べ、壊死性腸炎は私の周りになってしまった早産児&低出生体重児&胎児発育不全の赤ちゃんはあまり聞かず、壊死性腸炎にかかってしまう赤ちゃんは少ないのかなと考えています。
その後もお嬢は壊死性腸炎にかかることもなく、比較的、尿を出すのも、排便も上手な子でした。(早産児なゆえ、浣腸は続けていましたが)
●NICUでの配慮
・日中、外は明るいので、目をガーゼで多い、まぶしくないような配慮をします。
・できるだけ、丸い姿勢になれるように赤ちゃんを囲い、赤ちゃんが落ち着く姿勢を作ります。
妊娠31週だと、本来はまだママのお腹の中にいる時期。
赤ちゃんが丸い姿勢をキープしたり、明るさを調整したりするのは、
「ママのお腹の中の状態」に似た環境を作るためです!
ちなみにお嬢は産後元気すぎて動きまくり、薬で眠らされていました笑!!
元気すぎて動きすぎると、体力を使いすぎて体重が増えないこともあって、あまり良くない場合もあるとか!!
元気なのには安心しましたが、ちょっとびっくりしたお話でした!!
●初めてのオムツ替え体験
修正31週、オムツ替え体験をさせていただきました!
オムツは「5Sサイズ」で、手のひらに収まるサイズ。(欲しかったな…5Sサイズ持って帰りたいと言い出せず。多分ダメだったし。中には記念に持って帰れる病院もあるようです!)
お嬢はこの日の体重644g。
足が小さすぎて、細すぎて、オムツ替えなんかしたら
足が折れてしまいそうで心配でした!!笑
修正32週
●気管チューブ→「ハイフロー」で呼吸を補助。
呼吸器が変わったのがわかりますでしょうか。
気管チューブが挿管されていると、赤ちゃんは「声」を出すことができません。
気管チューブが外れて、その後たまに泣き声が聴けるように。
経管栄養のチューブ交換で、テープを外す時に、ものすごいキレて泣いていました笑
キレると止まらないお嬢は、看護師さんの小指をちゅぱちゅぱして、落ち着きを取り戻していました…。
●「ハイフロー」→「鼻マスク」で呼吸を補助
ハイフローだった時期は一瞬で、すぐ「鼻マスク」に変更。
呼吸の状態が少し芳しくなかったようです。
鼻マスクだと体(顔)もむくみやすく、目が腫れぼったい感じでした。
鼻マスクをする赤ちゃんは小さい帽子をかぶって、鼻マスクを固定するのが特徴です。
その後、しばらくは鼻マスクでした。
修正33週
・1回のミルク量 5ml×12回
ミルクの量を、少量で回数を増やすことで、「血糖値を安定させて」お腹も苦しくない状態を保っています。
この際、母乳強化パウダー「HMS-2」を母乳に混ぜて飲ませていました。
この「HMS-2」が半端なく高額!!しかも自費泣
1箱5,600円以上します!!(今はもっと高いかも…)
これは想定外の出費だったー!
しかも突然、今すぐ買ってきてくださいと言われました!!
わりと頻繁に買わなければいけません。
しかも足りなくなったら、その都度すぐに買ってきてくださいという催促でした泣
泣く泣くの出費でした…。
修正34週
・1回のミルク量 10ml×12回
・「鼻マスク」→「ハイフロー」に戻る(顔のむくみもとれてスッキリしました!)
・未熟児網膜症の検査→異常なし
・点滴が外れる
修正35週
足形、ありがとうございます
・1回のミルク量 13ml×12回
・口からミルクを飲む練習を開始!(5ml~)乳首のサイズは驚異のSSSサイズwww
・初!軽めの沐浴をしていただき、垢がたくさん出たそうです笑(髪がふわふわ、背中がすべすべになっていました)
修正36週
・1回のミルク量 20ml×8回
・二度目の未熟児網膜症の検査→異常なし
母乳強化パウダー「HMS-2」→「HMS-1」へ。
口からミルクを飲む練習を開始した際、「HMS-2」だと味が苦手で飲まない赤ちゃんがいるとか。
「HMS-1」は「HMS-2」と同様に高額です…(白目)
ちなみに退院後は、母乳強化パウダーは使用しなくて良いとのことで、肩の荷が下りました…。
修正37週
この時期にお嬢は一気に進歩しました。体重は1200gを超えたところ。
この「1,200g」がキーポイントのようです!
●「保育器」から出て、ついにコットに移動!!(この時から洋服を着せてもらえました)
これでいつでもお嬢を抱っこできるようになりました!
●ハイフローが外れる。
まさかのここで酸素が外れました…!その後も酸素はナシで過ごせています。(看護師さんもびっくり)
超低出生体重児で産まれた赤ちゃんは、その半数以上が「慢性肺疾患」の診断を受けるため、酸素が外れるのはまだ先だと思っていました。
\慢性肺疾患についてはこちら♪/
修正39週
●直母の練習開始
直母の練習あるあるなのですが
・だいたいNICUの赤ちゃんはいつも寝ている(吸ってもすぐ疲れて爆睡)
・赤ちゃんが小さすぎて、赤ちゃんの口が小さすぎてハードルが高い!
・赤ちゃんが小さすぎて、胸元に赤ちゃんをもっていくのが困難!!
などで、大体うまくいきません!!笑
そのため、うまくいかなくてもどうか落ち込みすぎないようにしてくださいね…!!
GCUの記録
GCUとは
NICUで集中治療を終えた赤ちゃんが過ごす場所です。
修正39週の途中で
お嬢はNICU→GCUへお引越ししました!
早産児の中にはGCUに行かず、NICUのみで退院する子もいるみたいですね!
GCUに移った早産児&低出生体重児&胎児発育不全のママさん、パパさんの中には
GCUに移ったら、看護師さんがあまり話しかけてくれなかったり、
面会行っても放置されてしまったりする…
という声を多く聞きます。
実は私lala♪もその一人…。
私の場合は、みなさんとは少し違った理由なのですが、病院のGCUが絶賛改築工事中でした!!
そのため、GCUの仮部屋が2か所に分かれ、看護師さんも分かれて仕事をしていたために、本当にGCUの看護師さんが少なかったのです。(→GCUの工事が完了してからは、みんな一か所に集まったので、悩みも解決笑!!工事中は赤ちゃんの写真を撮るのも難しかったようです)
とまどいました…。ほぼ放置状態で、直母もうまくいかないし、落ち込む日々。
そんな時に活躍したのが「お話ノート」でした。
担当の看護師さんに直母の相談した際に、他の看護師さんにつないでいただいたことがあります。
ささいな悩みに、ぜひお話ノートを活躍してみてくださいね。
修正39週
この時期、コロナ感染者が増え、面会制限がかかりました。(なかなかお嬢に会えないことが原因で、搾乳量も減ってきた)
正期産の時期ですが、お嬢は体重1,500gくらい!!
胎児発育不全だったので、修正週数の体重に全く達せず、まだまだ入院の日々は続きます笑
修正41週
ずーっと聞きたかった「臍ヘルニア」について質問しました!
産後しばらくして、お嬢が出べそだったのでびっくりしていました…。
\臍ヘルニアについては詳しくはこちら/
修正44週
・経管栄養が外れる
最後の医療的ケア、経管栄養が外れました。(個人的にその後ミルク拒否ちゃんだったので、ここで外して良かったのかは微妙なところ…笑)
実は、この後お嬢としばらく会えなくなります。
突然退院の相談を受ける
実はお嬢、体重が2200g近くになった際、主治医からある日突然電話が来て、早々に退院の相談を受けます。
すみません、当然なのですが。
お嬢さん可能な限りすぐ、退院を検討していただけないでしょうか。
突然の事態に焦ります!
NICU&GCUを退院する赤ちゃんの話では、よく
NICU&GCUを退院できると思ったのに、
酸素の数値が良くなくて、退院が延期になった…
など、退院が予定より遅くなる話は聞いていたのですが、予定より大幅に早まる逆パターンの話は聞いたことがなかったのです!笑
その理由が2つあり、
①コロナ禍で、病院が非常にひっ迫していたから(人手不足だった可能あり)
大学病院の前には発熱外来に人が殺到。
医療従事者も濃厚接触者になれば出勤できません。
特に感染予防が徹底されているNICU&GCUでは、赤ちゃんたちがコロナに感染しないよう、細心の注意が払われていました。
②NICU&GCUのベッドの空きがなかったから
過去に大きく問題になっていたNICU&GCUのベッドの空き問題。
ドラマ「コウノドリ」では、NICUのベッドの空きがなく、比較的状態が安定している赤ちゃんを他の病院に転院させて、これから産まれてくる赤ちゃんのベッドを譲る話がありました。
実は私のフォロワーさんも、出産予定の病院でNICUのベッドに空きがなく、出産後に超低出生体重児の赤ちゃんだけ他の病院に転院かもしれない可能性がある方がいました。
(こちらのフォロワーさんは、良いタイミングで出産が決まり、最終的には出産した病院で、赤ちゃんの入院が決まりました!!)
NICU&GCUのベッドの空き問題は今でもあるのだなと実感しました。
余談ですが、お嬢はGCUで哺乳瓶で母乳を飲むのに最短で30分かかり(最低30分なので、普段はそれ以上かかり)、看護師さんの手が足りない中、お嬢一人に時間をかけられなかったのでは…と考えました笑
2,500gにならないと退院できないと言われていたお嬢が、2,200gの小ささで退院。
不安な気持ちでいっぱいでしたが、退院を承諾しました!
赤ちゃんが2,200gの小ささで退院する話は珍しくないようです。
びっくりしますが、退院できるということは「もう外で暮らしても大丈夫」
という健康状態なのですよね!
退院指導での予言
退院予定の週に、主治医から退院指導を受けます。
(退院前に母子同室で入院して退院指導を受けることもあるようですが、うちの病院にはありませんでした)
その際に
本当によくあるのが、上の子が体調崩して退院がのびるパターンなんですよね
今週は上の子元気なので、大丈夫です!
いえいえ!
本当に多いんですよ!!
上の子じゃなくても、ご両親や家族が体調不良とかで…
もう数日後なので大丈夫…なはずです!!
…そうですか…?
わかりました。
しかし、この話は現実となってしまったのです!!
退院前に起きた、衝撃の事件
結果的にお伝えすると、上の子が救急搬送されました。
発熱し、熱性けいれんを起こしたためです。
運ばれた病院はお嬢が入院している病院。
さらに検査結果でRSウイルスが発覚、さらに感染症の数値が高いため即入院!!
私も数日付き添い入院しました。
上の子と下の子(お嬢)がなんと同じ病棟に入院することになったのです…。
付き添い入院中、搾乳機を持参して、なんと直接GCUに届けてもらえるミラクルも起きました。
もし上の子がお嬢と違う病院に入院していたら、母乳は廃棄するしかなかったことでしょう…!
上の子がRSウイルスになったたため、しばらくお嬢に会えませんでした。
しかも、よりによってRSウイルス…。
超低出生体重児がかかると「重症化」してしまうと言われている、あのRSウイルスです!
(お嬢は退院後、毎月「シナジス」という注射を打ち、RSウイルスを予防していたくらいです)
そんなわけでお嬢の退院は延期してしまいました…。
RSから復活後も…
上の子、RSウイルスから復活した後、保育園で即「ヘルパンギーナ」にかかりました!!
もうこれ以上退院はのばせそうにないし、申し訳なかったので、上の子はしばらくおばあちゃんちに預けることに泣
お嬢が退院
上の子がバタバタしていたため、その後ろくに退院指導も受けれず、沐浴指導を受けたのは旦那のみで私は結局受けられず、
退院直後に発覚した「お嬢は哺乳瓶飲まない」ことにも突っ込めず。
薬と浣腸の指導だけ受け
2,200gで退院するはずだったお嬢は、結局2,500g近くになり
修正46週、NICU約2ヶ月、GCU約1ヶ月半でお嬢は退院しました!!
(修正44週から退院までは上の子が大変すぎて嵐のように過ぎていき、お嬢にも会えていなかったのですが、恐らく変わらずに過ごせていたのではないかなと思います…。)
お嬢は特に、何もなかった
よくNICU&GCUにいる赤ちゃんは様態が芳しくないときに病院から電話が来る話を聞きます。
珍しいことなのですが、お嬢は入院中、何一つトラブルなく過ごし、様態のことに関して病院から電話がかかってきたことが一度もありませんでした…。
退院指導でわかったことは、
・心房中隔欠損症
この時点では診断をつけず、数年たっても心臓の穴が閉じなければ診断をつけるとのこと。その後穴は閉じています。
退院後の時点でお嬢は何も診断名がつかなかった、ということになります。
かなりレアなケースですが、小さく(小さすぎですが)産まれたこと以外、退院時には何も診断がつかなかったのです。
レンタル冷凍庫のおすすめ
これだけは早産児&低出生体重児&胎児発育不全の赤ちゃんのママに伝えたいこと。
それは、退院時に今まで病院に預けていた冷凍母乳が返却されるという事実。(恐らくどの病院でもこのパターンが多い。要確認です!)
これを知っていないと、冷凍母乳を大量に廃棄せざるを得ない、悲しい現実が起こります…。(実際にいました!!!!!!)
冷凍母乳は退院後も重宝します。
絶対に無駄したくなかったので、私は以下の対策を取りました。
①実家の冷凍庫に冷凍母乳を送る
家に貯めてあった冷凍母乳を、実家の冷凍庫に送って預け、自宅の冷凍庫をあけておきました。
ヤマト運輸に集荷依頼をし、クール便で冷凍母乳を送ることが可能です!!
②レンタル冷凍庫を活用
レンタル冷蔵庫は、とあるフォロワーさんがレンタルしていて、「これは最高!」と思い、私の産後すぐに借りる手配をしていました。
お子さんの退院時だけでなく、搾乳開始時からすぐレンタルすることをおすすめします!
自宅の冷蔵庫の冷凍スペースは、すぐにいっぱいになってしまいます。
お嬢はコロナ禍で面会制限があったため、毎日届けることができず、家に冷凍母乳がたくさん溜まってしまったのと、
病院が冷凍母乳を預かる量にも限界があり、それを超えると「持ってこないでください」と言われてしまうことも。
苦労して搾乳した母乳は1ミリも無駄にしたくないですよね…
レンタル冷凍庫をいくつか調べましたが、業務用のところが多く、フォロワーさんに教えてもらったRentio一択でした!
●Rentio
冷凍庫以外の家電製品もレンタルできます!
さらに気に入った家電製品はレンタル後、そのまま購入できるのがメリットです!!
私がレンタルしたのはこちらの32L冷凍庫!
コンパクトなのでリビングに置いています!!
私がレンタルした当時は月額780円で、紹介してくださったフォロワーさんの時はもっと安かったとのことです。
今色々なものが値上がりしているので、今後レンタル料金も上がっていくことが考えらます。
2年間支払い後はそのまま購入できます。
注意していただきたいのが、コンセントに「アース線」を接続する必要があります!(ネットには掲載を恐らくしていません)
私は冷凍庫到着後、リビングのコンセントにアース線を接続できる場所がなかったので、業者に依頼して(すみません、どこにオーダーしたかは忘れてしまいました)増設していただきました!
※アース線のことに関しては、今回説明を省かせていただきます。もし詳しく知りたい方はDMくださいね!
くらしのマーケットでもコンセントの修理依頼できそうです♡
\こちらをクリック!/
実はアース線を接続できなくても、恐らく普通に冷凍庫は起動します。
ただ、リスクもあるのでアース線を接続しておくのが無難です。
ちなみに私はレンタル冷凍庫をそのまま買い取る予定です!
お嬢の離乳食、上の子の食材、自分たちの食材(いずれも主にコープの食材)で冷凍庫は大活躍です!!
③それでも余った冷凍母乳は全て「母乳バンク」に送る
退院時に段ボールを用意しておいて、冷凍母乳を以前から送っていた「日本母乳バンク」へ送りました!!(解凍する前に、ヤマトに直接持っていきました)
ちなみに退院時には、食材宅配で使用している発泡スチロールのケースを利用させていただき、保冷剤を入れて冷凍母乳を持ち帰りました!
まとめ
今回はお嬢のNICU&GCUの成長記録をお伝えいたしました。
医療ケアに関して、赤ちゃんの様子に関して心配や不安がたくさんあることでしょう。
私もお嬢がおうちにいない寂しさを感じて、当時何度も泣いてしまいました。
面会するたびに、可愛くて仕方なかったです。
ですが、面会を終えて病院を去る時は、離れる寂しさから、やっぱり辛くなってしまうのですよね…。
病院ではママ、パパの心のケアも行っています。
例えば小児科臨床心理士、ソーシャルワーカーなどと繋がることもできますので、悩みを抱えていらっしゃる場合は、ぜひ看護師や主治医に相談してみてくださいね。
\産後や育児に備えて、こちらもおすすめ/