離乳食を食べなくてイライラした日々!食べるようになったきっかけは?
みなさんこんにちは!
お嬢が胎児発育不全だったため、648gで出産したlala♪です!
仕事復帰したため、久しぶりのブログ更新になります。
先日お嬢が2歳の誕生日を迎えた際、Xで1.4万人の方にいいねをいただきありがとうございます!
たくさんの方におめでとうと言っていただき、本当に嬉しかったです。
さて、今回のテーマは離乳食。
実は離乳食食べないお嬢に、とある革命が起きまして…!
先日定期的にXのスペースで行っている離乳食相談会を開いて、お嬢と同じくらいの月齢で離乳食に悩んでいるママさんと意見交換を行ったことと、お嬢の…最近の保育園での様子をきっかけに離乳食に対するスタンスがガラッと変えたことで、お嬢がなんと!2歳にして、離乳食に興味を持つように!!?
詳しくお伝えしていきます!
離乳食がなかなか進まない、偏食で困っているママさん必見ですよー!
目次
最近まで、相変わらず離乳食を食べなかった
まずはお嬢の様子です。
4月から保育園に通い始めたお嬢。
4月までに、おうちのベビーフードはなんとか完了食(12ヶ月くらい)は食べられるようになったお嬢。
保育園は後期食スタートで…と思っていたのですが、慣れ保育期間に試してみて、口から一切食べ物が減らず、溜め込むので厳しいと判断。
中期食スタートになり、最近まで中期食のままでした。
家の離乳食も食形態、量ともに4月と変わらず。そして激しい拒否!!
お互い辛い思いをしながら、家ではテレビを見させながら、音楽を聴かせながら、踊りながら、歌いながら…あの手この手で離乳食をあげていました。
保育園の離乳食に対する変化
お嬢はコーンや豆の皮などが苦手でのみ込めず嘔吐することが多く、保育園でもオレンジの薄皮で2回嘔吐したとのこと。
これはよくない。
オレンジの薄皮は至急除去してもらおう!
と保育園の先生に相談したとき、保育園の先生から面談の提案がありました。そこでちょっとびっくりしたのが…
オレンジの薄皮が原因だとはっきりとは言い切れなくて…。
4月に比べてお嬢の離乳食は結構良い状態になってきています。
量は半量ですが、スプーンでの一人食べも上手になってきていて…。
このままずっと中期食、という感じだとは思っていません。
除去ではなく、少しずつ練習していきませんか?
スプーン食べ、家ではほとんどしないのですが、少しずつ保育園でできるようになっていたんですね…!
皮系も除去せず、少しずつ練習していくことにしました。
離乳食相談会を受けて
Xのスペースで行っている離乳食相談会を開いて、お嬢と同じくらいの月齢で離乳食に悩んでいるママさんと意見交換を行い、4月頃から食べない1歳のお子さん(偏食)に悩んでいたママさん。
それが少しずつ食べられるようになってきたとのことで、離乳食相談会で経緯などを詳しく聞かせていただきました。
どのくらい食べないかと言えば、スナックしか食べず、保育園でも1歳児クラスではなく、0歳児クラスで食事対応させていただきたいと言われてしまったほど。(当時の落ち込み度はかなりのものでした…)
しかし、ママさんは諦めなかった…!
どうしたら食べるようになるか、必死に学んでその可能性を捨てなかったのです。
子どもの偏食外来
食べない1歳のお子さん(偏食)に悩んでいたママさんが参考にした書籍はこちら。
こちらの書籍、ちょっとお高めなので、偏食外来の漫画とパンフレットも紹介してもらいました!
(↓書籍はこちらの漫画やパンフレットの内容を丁寧に詳しく書かれたもの)
実は、こちらのパンフレットはSNSで過去に見たことがあり、結構有名。
確かにこの考え方は理想。
でも私には無理だ、発狂してしまう…。
と当時思ってしまったし、こんなこと実践できる親は仏でない限り無理だ。と思ってしまいました。
そこに書かれていたのは
「食べるのは子どもが決めること」
「吐き出しでもOK」
「食べないものも必ず置く」
これらは、せっかく料理を作ったママにとってはとても傷つく出来事だと思うのです。
どうしても食べてほしいという気持ちが強くなってしまって食べさせようとしてしまうし、例えば吐き出された時にはイラっとなって当然のことではないかと…。
ママだって人間だから。
それに、偏食がいつ良くなるのかなんて、ゴールが見えていれば頑張れますけど、先の見えないことに関して頑張る気力も起きない…私はそうでした。
だから私はいつしか諦めて、もうご飯作るの辞めちゃっていたんですよね。ほぼベビーフードでした。
(仕事に復帰して、大変だったというのもありますが…)なんだか疲れてしまって。
作ったものはどうせ食べられないし、傷つくのも嫌だったので、そうやって自分のメンタルを守っていました。
ですが、それは間違っていた…というわけでもなく。
最終的にいろいろな方法でいつかは「食べられるようになる」ことが多いのではないかと思っています。
これが絶対正しい!!というものはなく。
だから悩んでいる今、私としてはママとお子さんがどんな方法で食事ができたらお互い“ハッピー”でいられるかを考えていくのがベストなんじゃないかなと。
偏食外来、大山先生の方法から
ちなみに、食べない1歳のお子さん(偏食)に悩んでいたママさんは大山先生の書籍を読んでから、家族で食卓を囲んで、親が美味しそうに食べている様子を見て、お子さんが興味を持った食材を少し触らせたり、ちぎって食べさせるところから始めたそうです。(ハムとか)
ガッツリ離乳食を作る!という感じよりは、その子が興味のある食材を与えていくような感じです。
もともとスナックだけは食べていたとのことで、食材もそれに近い食感のものに少しずつ広げていったそう。
そもそも全く食べないところから始めたから、失敗したってなんの損もないと割り切っていたし、無理に食べさせない方がママさん的には楽だったとのことでした。
偏食外来に書いてあったパンフレットはハードルが高いと感じてしまったけれど、このお話を聞いて、それなら私もできそう!と参考にさせていただきました!
保育園からのお話を受けて
ちょうど離乳食相談会を終えた直後、お嬢が病み上がりで離乳食拒否が家ではさらにひどくなっていたとき、絶対保育園でもご飯食べないだろうと思って預けたある日のことです。
今日、お母さんからお話を聞いていて、食べないかなと思ってたのですが、
思っていたよりお嬢がごはんを食べたんです。
積極的に一人食べをして、欲しい食べ物に手も伸ばして。
巡回の先生(発達などを見てくれる先生がたまに保育園を巡回してくれています)にも見ていただいたのですが、その先生もお嬢が思ったより食べていてビックリしていました!
そして、丸飲みしていると思っていたのですが、咀嚼は少しずつ成長していてできているのではないかと。
(ただ、鶏肉など飲み込みにくいものは飲み込めず、口の中に残ってしまうとのことです。)
保育園の先生からお話を聞き、お嬢が保育園で食べている様子を想像しました。
そして食べない1歳のお子さん(偏食)に悩んでいたママさんの話と併せて、離乳食を変えてみる決断をしました。
離乳食の変更点
いろいろこうすべき…ということは、頭の中で分かってはいたんですが。
いろいろな食材を試してみて、最初は食いつきが良くてもすぐダメになったり、試した食材は飲み込めず嘔吐したり…。
「どうせダメだから」
と諦めが前提でした。
でも考えてみたらそれは当然のことで、離乳食を進めていく段階でやっぱり無理なことではあったんです。
お嬢は偏食だけでなく、機能的にも発達が遅かったので食べられなかったんです。
さらに、知的の発達も、運動面(スプーン食べなど、物の使い方など)もゆっくりさんでした。
そもそも、「スプーンが何をするものか」を伝えるのが難しかった記憶があります。
保育園のお話や、体の発達、指示の通り方、自食などの成長が感じられたからこそ、またいろんな方法を試せるときが来たんだろうなと思います。(保育園のおかげです…!)
※それと、「食べてほしい」という気持ちはやっぱり否定できなくて、そこはゴメン!と思っていますが、やっぱり譲れないポイントなんです…。私は仏になれませんでした(泣)
その上で、私とお嬢がお互いハッピーになれる方法を考えてみました。
①品数を増やした
こちらは保育園のお話からヒントを得て、お嬢が選んで食べられる食材を増やしました。
「好きな物、興味のあるものを選ぶ」ことが大事なんだろうなと。
今までは、品数が少なく、”親が決めたものを与える”感じが強かったためです。
納豆は別で用意して、おかゆにかけるかどうかの選択もお嬢に決めてもらいました。
②ベビーフードを減らしてみた
口腔内に過敏があり、機能的に食べられなかったので、以前は取り分けの食事が上手に食べられませんでした。
詰まらせたり、嘔吐したりするのが怖くて柔らかいベビーフードメインになっていました。
でも…お嬢…
ベビーフードが好きじゃないんです。
だからといって、ベビーフード以外のものもほぼ、好きではない。
仕方なくあげていました。
基本、エネーボ(栄養剤)ありきなので、保育園のお話で咀嚼がちょっとできていそうなので、中期とか、後期とか、完了、幼児の食形態関係なしに、本人の興味があるものを食べやすいように刻んで、いっそのことあげてみよう!!!(食べない1歳のお子さんのハムのように…)
と思ってトンカツをあげてみたところ(衣のサクサクが好きかなと思って)
なんと詰まらせずに食べました….。
しかも、自分で上手にスプーンに乗せて一人食べをし、さらにおかわりも要求。
泣いちゃいました…。
今後もこれが続く保証はありませんが、たった1回あるだけでやっぱり嬉しいですよね(泣)
なにより、お嬢が楽しそうでした。
品数を増やすことについて、ガッツリ離乳食を用意するというわけではなく、チーズやハム、魚肉ソーセージ、納豆など「そのまま食べられるもの」でも良いと思っていて、手軽に品数を増やせるものだと親の負担がないかな…という気がしました。
③ダイニングテーブルに変えてみた
思えば、今まではお嬢の目の前に食べ物を置くと、わざとこぼしたり、遊んだりして食事にならなかったので、手の届かない範囲に置いて、食べさせるということをしていました。
そのため、ハイチェアに付属しているテーブルに食べるものだけを乗せて離乳食をあげていたのですが、今は本人の成長もあって、いたずらをしなさそうだったので、ダイニングテーブルに保育園の給食のように、ズラッと全部お皿を並べてみました。
そして兄と一緒に、兄の隣で食べさせてみました。(親も一緒に食べたいところですが、ここはちょっと大変で難しく…)
これも食事が楽しく感じられたというか、保育園の食事場面にできるだけ近い形にしました。
その中から欲しいものを選んで、積極的に自食するようになったのです。
兄と似たようなメニューにすることで、お嬢が兄の真似して食べるようになりました。(今まではお嬢の食形態に合わせてほぼ別メニューだった)
離乳食提供方法を変更した結果
数日、離乳食の提供方法を変えてみてから、お嬢は離乳食を準備している段階から、
「早く食事がしたい!!」
とせがんで泣くようになりました。
こんな日が来るなんて…!
相変わらず食べる量が増えたわけではなく、ご飯が好きというわけでもないです。
口には食材が残ったままの時も多いです。
過敏だってあるし、嘔吐もする時もある。
ただ、食事場面が”楽しい”と思えるようになったようです。
保育園からの提案
相変わらず苦手な食材は口に残ってしまうものの、最近のお嬢の様子から、後期食へ食形態を上げてはどうかとご提案をいただきました。
一度に全ての食形態を上げるわけではく、おかゆ、にんじんスティック、おかずなど少しずつ一部の食材から食形態を上げていく予定です。
ここもゆっくり、お嬢のペースで行けたら良いなと思います。
まとめ
ミルクを飲まなかった日々、離乳食を食べなかった日々は本当に過酷でしたし、同じような仲間がいなければ乗り切れませんでした。
多分この先もまた、色々形を変えて悩みは尽きないと思います。
ですが、たった一度だけでも食事の場面で「おいしい」「楽しい」と笑顔になってほしいと思っていて、ご飯を欲しがって泣いてほしいと思っていました。他の子と同じように…。
それが叶っただけでも、私としてはこれ以上ない幸せでした。
食べないお子さんの原因はママさんではなく、ママさんの努力不足では決してありません。
もともと食べる子は食べるし、食べない子は食べないんです。
食べることを喜んで選択するお子さんには、たくさんいろんな料理をしてあげたいと思えますが、食べない子に積極的にいろんなものを作ってあげたいと思えないのは当然だと思います。
食事拒否のお子さんの励みになりますように…。
一緒に励まし合っていきましょう!!
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